お鍋で炊くごはん。~炊飯のコツ~
こんにちは、このはです。
突然ですが、お鍋でごはんが炊けるってご存じですか?炊飯器でごはんを炊くのが一般的で、高級な炊飯器の特集なんかがあったりしますよね。
しかし、実は手持ちの鍋でおいしいごはんが炊けるんです!今日は鍋炊きごはんのコツについて解説していきたいと思います。
ちなみにわが家のお鍋はストウブのココットdeGOHANを使っています!
まずは炊飯過程をおさらいしましょう
炊飯過程は以下の4ステップで成り立ちます。非常に単純です。炊飯器は自動で2~4の過程をやってくれますがそれをただ自分でやればいいだけのこと。
では、1つずつ詳しく見ていきましょう!
お米を研ぐ
言わずもがなの1ステップ目。最近の精米技術はかなりよいらしくガシガシ研がなくても軽くかき混ぜる程度でよいそうです。近所のおばあちゃんが言っていました。
以前NHKでやっていた最強のおにぎりのつくりかた的な番組で、水を入れて10秒待つ→5回かき混ぜてざるにあけるとよいと言われていたのでわが家はそれを採用しています。
吸水
吸水は炊飯における最重要過程です。これで炊飯の成否がある程度左右されるといっても過言ではありません。私はいつも米を研いでざるで10分水切りをした後、鍋に移して水を入れ10分程度吸水させます。
給水時間は米の状態によって変わりますが、新米だと米自体の水分量が多いので10分より短くてもOK。それ以外の場合は5分程度長めに吸水させた方がよいです。私は吸水させていることを忘れてしまって気が付いたら30分経っていたなんてこともよくありますが、長くなる分はたいして問題にならないので神経質にならなくても大丈夫です!
炊飯時の水の分量は目分量でよいです。お米部分の高さと水の高さがだいたい1:1になるように水を入れてください。※下図参照
加熱
はじめは”蓋をせずに”一気に沸騰するまで中強火で加熱します。全体がボコボコと激しく沸騰したらしゃもじで底からひと混ぜします。これ重要。全体の加熱具合が均一になるように混ぜるのがポイントです。
表面を平らに均してから”蓋をして”極弱火にして3合炊きなら10分程度、5合炊きなら12分程度加熱します。
蒸らし
蒸らしの工程はただ蓋をして待つだけの簡単なお仕事です。だいたい10分程度でよいでしょう。時間が短すぎると鍋肌にごはんがくっつきやすくなります。長くなる分は20分くらいまでなら大丈夫。神経質になりすぎずに。
いかがだったでしょうか?面倒に思われがちな鍋炊きごはんですが、思ったよりもシンプルな工程でできることがわかったかと思います。
よかったらみなさんも鍋炊きごはんライフを、そして炊飯器の断捨離を(笑)