ブルーベリーの収穫
こんにちは、このはです。
梅が楽しみなこの時期。わが家でもう一つ楽しみなのがブルーベリーの収穫です。今日はブルーベリーの収穫をしたのでそのご報告と、わが家のブルーベリーたちを紹介したいと思います。
今年のブルーベリー
例年、大ぶりな実がなる品種から収穫が始まります。6月中旬~7月末にかけて収穫が楽しめます。樹上完熟なので本当に甘くておいしいです。おすすめ品種はサザンハイブリッシュ系のビッグオニールです。一度食べてみるとブルーベリーの概念が変わると思います。
ブルーベリーは年2回の剪定と年1回の植え替え以外にはほとんど手がかからずにしかもおいしい実がたっぷり収穫できるので、園芸をやりたいけど面倒なのが嫌という方にはすごくおすすめの果樹です。
わが家のブルーベリーたちの歴史
結婚の記念に何かの木を育てたいと思いたったのがきっかけでした。せっかく育てるならば実益を兼ねて実がなるものがいいと、色々と検討した結果ブルーベリーをお迎えしました。もうすぐ10年になります。
私は温暖な地域に居住していますのでお迎えしたのは”ラビットアイ系”のブライトウェルとティフブルーという品種。(1株でいいんじゃないかと思われるかもしれませんが、ブルーベリーは同一系統の異なる品種2株を一緒に育てないと受粉しないのです)近所のホームセンターで樹高30cmくらいの弱っちい苗を購入して大事に育ててきました。現在では鉢植えにも関わらず私の背丈と同じくらいの大きさにまで成長して植え替えが大変なほど。
4年ほど前にで浮気心で”サザンハイブリッシュ系”のビッグオニールとダップリンの2品種もお迎えし、さらに充実したブルーベリーライフを楽しんでいます。それぞれの品種の違いや特徴など、子どもの性格がそれぞれ違うように違っていて育てていて楽しいです。
気になる収穫量ですが、6~7割程度を摘花、摘果しても4本合わせて2~3kgにもなります。大量に収穫できるのでここ数年は冷凍も含めブルーベリーを一切購入していません。
品種による違い
前項で述べたように、わが家ではラビットアイ系とサザンハイブリッシュ系の2系統のブルーベリーを育てています。それぞれの系統の違いについて簡単に説明したいと思います。
ラビットアイ系
ラビットアイ系は温暖地域(日本でいうと九州くらいまで)での栽培に適した品種です。実が色づくときにウサギの目のようにまず赤くなってから紫色になるのでこの名前が付いたようです。
わが家の2品種ですが、総じて育てやすくて病気知らずです。コガネムシの幼虫に根っこを多少やられても枯れたりしません。実りもよくてわが家の家計に貢献してくれています。実をつけすぎた次の年はさすがに少し樹勢が弱る印象ですが、あまり深く考えなくても丈夫に育ってくれます。実が少し小さめですが店頭に並んでいる生食用と大差ありません。
サザンハイブリッシュ系
サザンハイブリッシュ系は温暖地域でも栽培できるようにノーザンハイブリッシュ系から品種改良された品種です。ラビットアイ系よりも暑さや虫害に弱く育てにくい印象です。少々のトラブルですぐに枝先が枯れてしまったりします。
しかし、味は抜群においしいです。特にビッグオニールは皮が薄くてジューシー、しかも大きさも直径1.5~2cmくらいとかなり大きく食べ応えがあって断トツでおいしいです。ケーキやお菓子のトッピングに最高!糖度も主観ですが完熟一歩手前くらいのイチゴ並みの甘さと同じくらいだと思います。ダップリンはビッグオニールよりもあまり実りがよくない上、味もラビットアイ系とさほど変わらないためビッグオニールの受粉専用株と化しています・・・もう少し寒冷地でしたらちゃんと実がつくかもしれません。
ブルーベリーの活用法
ここからはわが家のブルーベリー活用法についてご紹介したいと思います。私が必ず作るのはブルーベリー酒とジャムの2つです。使わない余った実はジップロックの袋に入れて空気を抜いて冷凍しておくと一年中楽しめてよいですよ。
ブルーベリー酒
酒好きな私たち夫婦にとって欠かせないのがブルーベリー酒です。店頭ではお目にかかることはほとんどないかと思います。私は今まで見たことがありません・・・
材料
- ブルーベリー 1kg
- 氷砂糖 500g
- ウォッカ(ジンでもよい) 1瓶(750ml)
作り方
- ブルーベリーを水洗いして水気を取る
- ブルーベリーと氷砂糖をミルフィーユ状態になるように保存瓶に入れて、そこにウォッカを入れる
- 氷砂糖が溶けるまでは毎日瓶をゆすり、溶けたら半年くらい放置して出来上がり。実は半年くらいで取り出すと酒の色が悪くなりにくくてよいです。酒に漬けた実はジャムやお菓子に再利用可能ですので是非。
ブルーベリージャム
材料
- ブルーベリー お好きなだけ
- 砂糖(なんでも可) ブルーベリーの1/2~同量
- レモン汁 小さじ1程度
作り方
- ブルーベリーを水洗いしてざるにあけ、ある程度水気を切ったらそのまま鍋に入れて上から砂糖を入れる。
- 鍋を極弱火にかけてこげないように時々かき混ぜながら火を入れていく。砂糖が溶けたら極弱火で20~30分程度加熱する。
- ゴムベラやハンドミキサーなどで実をつぶしてから、好みのかたさになるまで煮詰める。
- レモン汁を入れて混ぜてから火を止め、消毒した瓶に入れて蓋を下にして粗熱がとれるまで置いておく。冷めたら冷凍保存、半年~1年程度保存できます。賞味期限は自分の味覚が決める!
いかがだったでしょうか?ブルーベリー栽培に興味を持ってくれたらうれしいです(笑)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。